後遺障害12級について

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後遺障害等級12級と14級とは

交通事故のなかでも人身事故の被害者となった場合であれば、自賠責保険のほうから所定の保険金を受けることが可能となっていますが、単なるケガではなく、ケガ自体はある程度治療が完了したとしても、その後も継続して症状が残ってしまうような場合には、後遺障害としてさらなる支払いが認められる場合があります。
この後遺障害については、症状の程度にあわせた等級とよばれるランクが決められており、実際の被害をそのランクにあてはめた上で、ランクに見合った保険金が受け取れるという仕組みとなっており、これは金額の公平性を担保する上で重要なものといえます。
後遺障害等級には1級から14級までがありますが、最後から2番めにあたる後遺障害12級というのは、交通事故の事例としては比較的多いものです。

後遺障害12級の認定基準ですが、片方の眼球の著しい調節機能障害や、まぶたの著しい運動障害、鎖骨や胸骨などの著しい変形、片方の手の小指の喪失、局所的でがんこな神経症状、容姿がみにくくなってしまったもの、などといったものが該当しています。このほかにもいくつかの認定基準がありますが、たとえば小指の欠損などは外観からも容易に説明がつくために保険金をめぐるトラブルはまずないとしても、神経症状のように、本人以外にはよくわからないものについては、後遺障害認定が受けられないなどのトラブルに発展することもあるのです。

むち打ちと後遺障害12級

神経症状の典型として、一般にはむちうちとよばれるものがありますが、むちうちとはいっても、肩、背中、首などといった部分のしびれ、痛みを慢性的にともなうようなものから、めまい、息苦しさ、歩行困難といったものまで、さまざまな症状がみられるもので、それが逆に認定がむずかしくなる原因にもなっています。

後遺障害12級の申請がすんなりと認められる場合も当然ありますが、もしも認められないといったトラブルになったときには、異議を申し立てて審議をやりなおしてもらうことがまず重要です。それとともに、証拠書類の不備などのなんらかの原因があったことが想定されますので、たとえば交通事故にくわしい法律の専門家である弁護士に相談するなどして、認定が受けられるための条件を書面上で補強するということも必要となってくるかもしれません。弁護士の場合には依頼をすれば報酬金がかかりますが、最初の法律相談についてはそれほど金額的にはかかりませんので、相談だけでも受けておいたほうがよいといえます。